プロジェクト事例

[ NINI ]

宿泊施設・飲食店 プロデュース

NINIマルシェは、HOSTEL NINIROOMの1階カフェラウンジとテラスを使って定期開催している、地域に開かれたマルシェイベントです。

2021年にスタートし、現在は季節ごとに年4回開催しています。普段は主に旅行者が利用する宿泊施設で、旅行者だけではなく、地域の方も自然に足を運ぶ、”まちの拠点”として育てるために、継続的に開催しています。

 

Points
・HOSTEL NINIROOMが地域にひらく定期イベント
・地域の魅力や活動と出会うきっかけづくりを目的とした場
・出店者・来場者がつながる雰囲気づくりと運営体制

 

アプローチ

NINIマルシェを企画にするにあたり大切にしたことは、HOSTEL NINIROOMの場づくりでも大切にしている「共感からはじまるつながり」です。訪れた人が、モノとの出会いだけでなく、人や想いを通して、そのお店やモノを好きになる。とくにNINIマルシェでは、新しい出会いや発見を求める旅行者を迎える宿泊施設の側面とは異なり、地域の方々なども日常の延長で気軽に足を運べ、地域の魅力が人の手から直接伝わるイベントにしたいと考えました。

出店者は、スタッフの友人や紹介を通じて自然に広がってきました。販売・提供するモノは多岐に渡りますが、共通するのは目指す世界観に共感しあえること。 ”出店者”というよりもNINIマルシェの世界観を一緒につくる仲間として、それぞれのコミュニティが重なり、輪が広がっていくような場づくりを目指しています。

 

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各回約10組の出店者が集まり、季節感のある野菜や焼き菓子、ドリンク、物販などが並ぶ。

 

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各出店者の背景やこだわりに耳を傾けるうちに、自然と会話の輪が広がっていく。

 

NINIROOMのスタッフはイベントの主催者であると同時に、訪れる人と地域をつなぐコンシェルジュのような役割で運営に携わっています。出店者の魅力を伝えたり、おすすめのお店や人を紹介し繋げる役割を担うことで、来場者が地域と関わるきっかけを生み出すことを意識しています。

 

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夏には、NINIマルシェ特別版として「おやこまつり」を開催。

 

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地域のこどもたちが店主となって来場者を迎える「こども縁日」のようす。
大人もこどもも楽しめるイベントを目指した。

 

グラフィックデザイン

グラフィックでは、毎回多様なモノや人が集まるわくわく感を演出。タイトルロゴやイラストは素朴な切り絵のような形状をベースに、あえてゆがみや傾きを取り入れることで、イベントの温かみや即興性、気軽に仲間になれる親しみやすい雰囲気を表現しました。
これらのメイングラフィックを事前の告知から当日の会場サイン(入口看板や出店者ボードなど)に一貫して展開することで、イベント全体に統一感を持たせ、来場者が自然にマルシェの雰囲気に入り込める体験を意識しています。

 

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告知用フライヤー

 

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会場案内のポスター

 

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メイングラフィックを当日の入り口看板や、出店者紹介ボードにも展開

 

効果と広がり

NINIマルシェはスタートした2021年3月から現在 (2025年8月) までに通算44回開催しており、毎回50〜100名程度が訪れています。その中には京都へ移住してきた人や、店舗開業やイベント立ち上げなど新たなシーンを創り出そうとしている人も多く、この地域との接点やつながりを持つ入り口としても機能するようになってきました。

 

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NINIマルシェをきっかけに出店者同士の交流がうまれ、別の機会につながることも。

 

「友達の部屋」で生まれる共感の連鎖が、人とまちをつなぎ、地域の魅力ある表情をつくり続けています。

会社概要
企画・運営 株式会社NINI
グラフィックデザイン 寺嶋 諒

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