宿泊施設・飲食店 プロデュース
このプロジェクトは、京都市左京区の山間地域である花背の暮らしをより多くの人に知ってもらうため、住んでいる方々のリアルな言葉をSNSで発信する取り組みです。
もともと「花背ワンダーランド」というイベントを通じて、地域の魅力発信や地元住民と移住者の交流を行っていた流れを引き継ぎ、コロナ禍でイベントが中止となった2020年から、SNS発信を中心とした新たなかたちでの情報発信が始まりました。
Points
① 花背に暮らす人々のリアルな言葉を活かしたSNS発信
② リアルイベントとSNSを連動させ、地域の空気感を多角的に発信
③ 住民たちにとっても住民同士のつながりや豊かな暮らしを再認識するきっかけに
京都市左京区北部に山あいに位置する花背は、四季折々の美しい里山の風景が広がり、豊かな自然に恵まれた地域です。その一方で、他の山間地域と同じく人口減少が進み、移住者を募るものの移住後の定着が難しい地域でもあります。暮らしの中での理想と現実のギャップに戸惑う移住者も少なくありません。
そんな中、「花背に関心を持ってもらうためには、一過性のイベントだけでなく、継続的に暮らしや魅力を伝える手段が必要ではないか」と、ローカルイベント「花背ワンダーランド」を主催する方から相談を受けたことが、このプロジェクトの出発点となりました。

街中と比べ、鮮やかな四季の変化を感じる花背。冬場は深い雪が集落を覆う。
従来からイベント告知に使われていた「花背ワンダーランド」のInstagramアカウントを見直し、「花背で暮らす人のリアルな声を伝えること」を軸に、発信のコンセプトを再設計。
里山での暮らしに憧れる移住検討者が、理想と現実のギャップに戸惑わないように。自然の中での豊かな暮らしだけでなく、厳しい環境下で続く地道な営み、そしてその中で得られる実感を、住民のリアルな言葉で伝えることを大切にしました。

花背での暮らしの実感やリアルな空気感を伝えるために、住民の声を軸にした発信スタイルを構築
SNSでの発信とあわせて、暮らしの風景を伝える写真展や花背の子どもたちが手がけた笹ちまきの販売会を街中で実施。オンラインとオフラインの両方から、都市部の若い世代に花背の空気感を感じてもらえる取り組みも行いました。

花背の暮らしを伝える写真展を開催

イベントでは、地元の小中学生の企画による花背笹を使ったちまき販売も実施
約半年間、多くの花背の人たちと時間を共にし、取材や発信を重ねる中で、彼ら自身が「自分たちの暮らしを自分たちの言葉で伝えていくこと」の意義や住民同士のつながりを再認識するきっかけになったのではと感じています。本プロジェクトは地域の内側と外側の双方にまた新たなチームの広がりを経て、花背の現場でよりリアルな実践を行なっていくために形を変えて続いています。
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| SNS発信企画・運用、イベント企画・運営補佐 | NINI inc. |